徒然に

齢50を過ぎ、世の中の事が少し深くわかるようになってくると

恐ろしくもあり、有難くもあり、また美しくもあり。

そんなことを徒然に綴ってみます。

正しいことを言っているという訳ではなく、

まあ こんな人なんだなあ こんな物事の見方もあるんだなあ位にお付き合い頂くと嬉しいです。

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徒然に(第1回 自然と経済)

昨日の日本経済新聞に、ジム・ロジャース氏の記事が載っていました。

ジョージ・ソロス氏と設立したクォンタムファンドは伝説のファンド。

今は、60歳で生まれた長女さんの子育て中。家族4人シンガポールで幸せに暮らしてらっしゃるそうです。

「お金は自由を買うためのもの」が彼の言葉。

うーん ごもっとも。

(記事は、記者さんのフィルターで編集し書いているので、ジム・ロジャースさんは本当はわかってらっしゃると思いますが)

私はちょっと違うかなあ とも思います。

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多くの人は、自由が欲しくて、また豊かな生活をしたくて仕事を始めます。

「仕事」とは、「人に仕える」と書くように、仕事ができるようになると人に喜ばれます。

自分自身の存在価値が高まったように感じ、また経済的な報酬も増え、

そしてより仕事に集中して、大きな仕事をし成功して、

さらに経済的な報酬が増え、仕事をしている自分が輝いていて大好きになり、

そしてまたどんどん仕事をし。。。というサイクルに入っていきます。

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40代後半までの私自身の姿です。

人間は、同時にたくさんの人格(自我=マインド)を持っているようです。

40代後半までの私には、これまで成功してきた自分 自信ある自分を支えてきた人格があり

自分の中の その人格の事を、私は「社長さんマインド」と呼んでいます。

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この「社長さんマインド」

そもそも自堕落で怠け者な私を、鼓舞し、励まし、社会の中で役に立つ人間に育てようと

必死で働き、頑張ってきました。

家族がいて、仕事は順調で、社会的にも必要とされ、自信満々で何にでもチャレンジしていた

5年前のある日。

その事件は起こりました。

まだ 少し生々しく、傷が癒えていないので詳細の記述は控えますが

すべてを失くすような大事件が立て続けに起こりました。

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私は、一体 どうしてこういう事が起こったのか まったく理解できず、

悲しみと怒りに囚われ、どうしようもなく

生まれて初めて、絶望 という体験を味わいました。

眠れない夜が続き、気がおかしくなりそうでした。

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長年の友人で、少しスピリチュアルなメンタルコーチをしている沖縄の友人に電話をかけました。

毎日3時間 3日連続でカウンセリングをしてもらいました。

そのセッションがなかったら、もしかしたら私は今、生きていなかったかもしれません。

 

「自我の崩壊」

彼女はそう言いました。

24歳で社会に入り、それから25年間 私を支えてきた自我が崩壊したとの事でした。

その自我は「社長さんマインド」

 

私が、私そのものであり、私のすべてと思っていた私は、

本当の私自身ではなく

私の中にある たくさんの人格(自我=マインド)のひとつでしかない

と言われるのです。

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私は25年間 その自我のおかげで社会的な成功を収め、家族を持ち 幸せに暮らしていましたし、

私の中のほとんどを占めていたので、最初は理解できず、とても混乱しました。

でも、彼女のセッションのお陰で、少しづつ自分の自我を俯瞰できるようになっていきました。

あれからほぼ毎月1回のペースでカウンセリングを受けています。 もう50回を超えました。

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本当の自分は 魂レベルの自分。

心には多数の人格(自我=マインド)がいて、この世を満喫し体験するための認識装置のようなもの。

心はコロコロ変わるからこころ。 魂は変わらない。

そんなことを学び、腑に落ちていたからこそ

父の死や、あいわらず大変な現実の問題に対して、落ち着いて対応ができています。

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さて、前置きが長くなってしまいました。

オリーブと出会い、この夢ある事業をどう育てようかと構想を練り始めたのは3年前の事です。

ビジネスとして、どんどんガンガン成長させていくやり方や方法もあります。

農業という観点で、土や自然と生きるリズムを同じにしながら、晴耕雨読でゆっくり育てていく方法もあります。

私は、その中間の方法を取る事にしました。

それは、前述した体験が影響しています。

生まれてから約20年 私を慈しみ育ててくれた この九州の自然や人の優しさ。

それから約30年 厳しいビジネスの現場で、清濁合わせのみ、たくさんの経験や体験を味わせてくれた

経済社会。

この二つの世界を繋ぐ役割こそ、

私がこのタイミングでオリーブに出会った意味であり、

取り組む意義(使命)なのではないかと思いました。

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冒頭の写真は、自宅の目の前にあるN医院さんのお庭です。

田舎なのでオープンなつくりで、誰でもお花やお庭を堪能することができます。

立派なお庭でしょう? 春になると満開の桜が咲き、自宅にいながらタダで花見ができます(笑顔)

亡くなられた先代のN先生には、幼い頃から、かかりつけのお医者様としてお世話になってきました。

真ん中のサテツも、桜も、物心ついた時にはあったので、50年以上前に植樹されたのだと思います。

息子さんである今のN院長先生が大切にメンテナンスされていらっしゃるからこそですが、

ご近所の人たちを楽しませて頂いています。

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この豊かさを支えているのは、

自然と経済です。

サテツや桜が育つ温暖な自然環境 と

それを守り続けようとする人たちの意識を基礎とし、メンテナンスし続ける経済的な裏付け。

両方が整って、この美しさが維持できているのだと思います。

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九州の自然の豊かさや人の優しさといった地域特性は、

世界的に見てもとても素晴らしく美しい。 (個人的には世界一だと思っています)

この恵みは、先人達が創意し、工夫し、努力を続けた結果、その賜物を私たちは享受しています。

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グローバル社会 情報爆発の時代の中で、多様な価値観が生まれ、叫ばれ、

人が安心して暮らせる生きる”よすが”が見えにくい時代。

こんな時代だからこそ、 変わらないもの 昔からあるもの 当たり前のようにそこにあるもの

その真の価値を新たにし(キュレーションと言うのでしょうか?)、グローバル化、情報化による

新しい地球社会に向けて、発信していくことこそ、

決して当たり前ではない、この九州の自然の豊かさや人の優しさを守っていく基盤になるのではないかと思いました。

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「化粧品のブランド化は時間がかかかるからやめた方がいいよ」

ある尊敬するビジネスの先輩から言われたアドバイスです。

でも、時間がかかってもいいのです。

10年後、30年後、あるいは50年後か100年後かもしれない。

このオリーブの樹を慈しむ人さえいれば、 九州の自然がオリーブを育ててくれます。

この畑は、いつか立派なオリーブの森になります。

 

Olvie(オルウ”ィエ)が、九州発のオリーブ化粧品として少しづつでも、日本や世界の方々に

必要とされ、愛されるような製品として育っていく。 その経済活動を続けていくことが

九州の自然の豊かさや人の優しさを守り、次世代につながっていくのだと思っています。

 

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なんだか思い込みの強い文章になってしまったかもしれません。

徒然な長文 読んで頂きありがとうございました。(ペコリ)

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社長係のやすながです。 オリーブに魅せられて3年。 素敵な仲間たちのおかげでようやくスタートラインに立つことができました。 安全・安心なオリーブづくりを通してOlvie(オルウ”ィエ)が皆さまに愛されるブランドになりますよう、そして、オリーブの植樹や栽培を通して、九州の自然の恵みや豊かさを次世代の子供たちに繋げていけるよう、粉骨砕身して参る所存です。  オリーブおじさんの大冒険 どうぞおつきあいください。